petit oiseau

オーブンって難しい?温度と時間で迷わないコツ教えます

はじめに

 

「レシピ通りに焼いたのに、焦げちゃった…」

「全然焼けてない…生っぽい…」

そんな経験、ありませんか?

お菓子作り初心者さんにとって「オーブンとの付き合い方」

は最初の壁になりがち。

 

でも、いくつかのポイントを押さえれば、グッと失敗が減ります。

 

 

 

オーブン温度と時間、どう考える?

 

 

 

1. 「うちのオーブンのクセ」を知ろう

 

レシピに「180℃で25分」とあっても、自宅のオーブンでは仕上がりに差が出ることがよくあります。

なぜなら、オーブンには「個体差」があるから。

 

実は、温度表示と実際の庫内温度がズレていることも。特に古い機種やオーブントースターにはその傾向が強いです。

→ 対策:まずはレシピより時間設定を短めにし、少し早めに焼き色をチェックするクセをつけましょう。

 焼きすぎをもとに戻すことは不可能ですが、焼き足らないのは焼き足せば大丈夫!!

 

 

 

 

2. 天板の位置で焼き上がりが変わる?

 

意外と見落としがちなのが、「オーブンの段の使い方」。

 

  • スポンジやパウンドケーキ→やや下段

  • クッキーや薄いもの→真ん中〜やや上段

 

→ 熱の当たり方が変わるため、「下が焦げやすい」「上だけ焼ける」などのトラブルが起こりがち。

 ここがポイントですオーブンの種類(上下ヒーター・ファン付きなど)でも変わるので、

取扱説明書で「基本ポジション」をチェックしておくと安心です。

 

 

 

3. 焼き時間は「目安」、目で見て調整しよう

「◯分焼く」と書かれていても、最後の仕上がりは見た目と香りが頼りになります。

 

  • 表面がこんがりときつね色

  • 甘い香りが部屋にふわっと広がってきた

  • 焼き縮みが出てきた(ケーキの場合)

 

 プロも最終的には“目と鼻”で判断します焼き時間通り=正解、ではなく、自分の目で確認するのが一番確実です。

 
 
 
4.それでも最初からうまく焼きたい!という方へ
 
日本製の家庭用オーブンは非常によくできているなと常々関心しています。
取り扱い説明書と一緒に付いてくるレシピを見ると最近はとても理にかなった
手順が書いてあることも多く、専門の方がきちんとレシピ監修していることがわかります。
 
そのオーブンに見合う温度と時間が書いてありますので
ご自分のオーブンレンジに付いているレシピでまずベーシックなものを作ってみてください。
オートモードであっても手動で焼成する場合の温度と時間が必ず書いてあるはずです。
 
それを見てクッキーならこのくらいの温度が推奨されているんだな、
と把握していってください。
 
 

ひとことアドバイス

 

お菓子作りは「オーブン任せ」のように見えて、実は「ちょっとした観察」がとても大切。

数回焼くだけで「うちのオーブンはちょっと熱めだな」などと

分かってきて、だんだん楽しくなってきます。

 

 

おわりに

 

オーブンは、「慣れれば最強の味方」です。

はじめは迷っても、少しずつ、自分の感覚で調整できるようになると、お菓子作りがもっと自由になりますよ。

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